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Bassment Party Live Vol.42

032.jpgiTunesリリースから早3年。その間ライブ活動は休止していたのだけど、プロベーシストの方達の団体「地下室の会」からライブのお誘いがあり、急遽参加する事にしたの。

『ベースメント・パーティ』と銘打ったライブは今回で42回目!AMAZORAが初参戦したのは、もう6年前になるわ。今回の出演者も実に豪華で、音楽性も多岐に渡っていたわ。井出麻里子嬢の透き通るボーカル、個性派ハーモニカ・トリオ、会場があたたまるバンジョートリオ、北島健二氏の超絶トリオ、そしてアースシェイカー甲斐氏の率いるポリスバンド・・自分が出演するより、客席で見ていたいラインナップよ。

実は高校生の時バンドを始めたきっかけは、北島健二氏率いる"FENCE OF DEFENCE"なの。まさか時を越えて共演することになろうとは・・何とも感慨深かったわ。このイベントはベーシストが主役なので、お客様も出演者もベーシストやベースに大注目。リハーサルの間も、お互いのベースに触れあったりどういう音作りをしているかをディスカッションしたりと勉強熱心な会話が飛び交い、何とも微笑ましかったわ。

そうこうしているうちにAMAZORAの出番!

今回からシーケンスとベースとボーカルというスタイルでサウンドを作り上げたのだけど、自分達が思い描く表現がようやく出来た気がする。テーマは"治癒"・・人間社会で傷つき疲れた心を治しながら、再び戦い傷ついていく、というものよ。
テーマに沿って、旧曲の「ありふれたボク」「にんげん」「あまぞーら音頭」を再構築したのだけど、"デジタル機器が山積みでも出てくる音は人間味溢れている"という感想を沢山頂けて目論見通りよ!ショウ開始と同時に、会場を埋め尽くしたお客様との気がビンビンに伝わってきて、4年間封印されていた感覚が一気に戻ってきたの!これだ!この感じ・・やっと帰るべきところに帰った、と痛感したわ。

ライブ終了後は色んな方に声をかけて頂き、山のようなメッセージや差し入れを頂いて、AMAZORAの復活をこれほどまでに待っていて下さった方が沢山いらっしゃったのだと知り、泣けてしまった・・。今後は自分の伝えたいメッセージを届ける為、ボーカルでなく"言霊遣い"となり、新たなサウンドを生み出していくわよ。

打ち上げで、北島健二氏に思わず高校時代の熱い想いを伝え、何度もがっちり握手をした乙女ピポ子・・でもベテランの先輩方から、プロとは技術は勿論、どれだけお客様を楽しませられるかが基本だけど、どれだけ効率よく進行し、どれだけさりげない気遣いが出来るかという事が重要なのかを思い出させてもらったわ。

Bassment Party Live Vol.42 LIVE映像





特別だと思っていた自分はそこここに溢れる取り替えのきく存在
に過ぎなかった・・という「ありふれたボク」


人間の醜さ、卑しさ、悲しさを滑稽に表現した「にんげん」


フューチャリングにEngineerのDDを迎え、Vocal&Bass、そしてDDというシンプルな編成で3年ぶりに復活!デジタルと人間臭さを融合させたサウンドで人間の根底に潜む欲や感情をテーマをよりディープに表現してみたわ。







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